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予備試験短答合格者数は増え、司法試験短答合格者数は減る?

予備試験短答合格者数は増え、司法試験短答合格者数は減る?

 

H23年司法試験短答合格者数(5654人)+H23年予備試験短答合格者数(1339人)=6993人が論文試験採点対象者。

 

H24年司法試験短答合格者(5339人)+H24年予備試験短答合格者(1711人)=7050人が論文試験採点対象者。

 

試験委員の採点能力からしておよそ7000人が限界ということなのでしょうか。

 

予備試験は司法試験と同じレベル内容の法律科目について7割の得点(147点)が要求されており、一般教養は3割の得点(18点)をとって、合格点165点となります。

 

司法試験に関しても7割(245点)はないと最終合格には厳しいといわれています。

 

これは憶測ですが、去年と今年の予備試験、司法試験の短答合格者数の推移を見ていると、司法試験委員会は司法試験・予備試験の法律科目に関しては共通して7割の得点を取ることを要求しており、予備試験合格者(法律科目7割、一般教養3割)が増えるにつれて司法試験短答合格のボーダーが上がり、司法試験短答受験者下位層が切り捨てられることを意味しているのではないでしょうか。

 

予備試験はおそらく去年の短答に合格した人は今年も受験しているはずなので、去年最終合格をした人を除くと、500人程度合格者が増えているのではないでしょうか。

 

予備試験短答合格は簡単ではないですが、かといって乗り越えられない壁ではないと思います。予備短答合格できないのは司法試験短答も落ちるということですから、早い段階で予備短答に合格するほうが司法試験合格率を高めるものだと思います、