君の情熱がいつの日か

日々の感じたことなど、主に法律に関するブログです。

H24予備試験の反省③

択一後の予備試験論文対策の反省について、今日は書いていこうと思います。

 

私自身、論文が天王山であると考えていたため、新司法試験の論文過去問はすべて三月までに書いて検討していました。結構時間がかかりましたが、論文で試験委員が問いたいことはなんとなくつかめた気がします。

 

とはいえ、過去問だけでは基本事項すべてを押さえられるわけではなく、問題演習→基本書等で調べるという作業を繰り返し、ある程度網羅的に基本事項を勉強し、書けるようにならなければなりません。

 

私は、学者の書いた問題集や法学教室の演習、旧司過去問を使っていましたが、択一後5約7週間程度しか時間がなく、10科目をやりきることができませんでした。加えて択一に合格しているかどうかという不安と、急に暑くなる時期で体調を崩したことなど、ボロボロの状態でしたので、満足に勉強をやりきれなかったという最悪の状況でした。

 

以上の反省を踏まえると、択一には余裕で合格すること(択一で燃え尽きると論文まで持たないです)、年内に択一論文の勉強を終わらせ、出願の時点で択一・論文に合格できる力を養っておくことに尽きます。特に予備試験は出願時から論文試験まで半年ほどあり、長期戦なので正月や春先は少し休めるぐらいの余裕がないと最後の最後で力尽き、僅差で落ちるなんて悔しいことにもなりかねません。

 

時間も金もやる気も有限です。がんばり続けて結果を出すということはホントに大変なことです。うまく休養を取りながら、持続的に勉強できるようするべきだったと思うのが今年予備論文まで受けた実感です。