君の情熱がいつの日か

日々の感じたことなど、主に法律に関するブログです。

H24予備試験の反省①

試験から一週間が経ち、落ち着いたので予備試験の反省をしようと思います。

 

まず、短答式から。

 

予備試験短答式の合格のための内実は、法律科目最低7割の得点、一般教養最低3割の得点で、合計6割の合格ラインとなります。予備短答の法律科目の内容は 司法試験と8割同じ問題が出題され、残りの2割の問題も重判レベルの問題が出題されるので、出題レベルは司法試験と同じだと思います。予備短答法律科目の7割の得点を取るということは、司法試験に換算すると245点くらいとなり、司法試験短答合格者の平均点くらいとなります。したがって、予備試験短答式に合格するのはそれなりにきちんと勉強していないと難しいと思います。

 

私自身、余裕をぶっこいて短答式対策に特化したのは4月に入ってからでしたが、ホントに超焦りました。。個人的には、12月までの年内に司法試験・予備試験の過去問はすべて解き、7割は点数が取れるようになっておくべきだと思います。余裕ある短答対策が、論文対策への余裕を生み、短答後の論文試験を乗り越えるために役立つと思うからです。

 

短答式の勉強は、司法試験の過去問を解くことが一番大事です。過去問を解くことによって問われているレベルや分野を把握できますし、なにより短答式の問題作成過程が過去問を参照しながら作られるという点にあるので、受験生もその辺を意識して勉強やると結果が出やすいと思うからです。

 

短答式の過去問の解き方は、私の場合一回目は六法を参照しながら解いていました。問題を解くごとに条文判例基本書は参照しつつ勉強するのが確実な知識をつける近道だと思います。また、選択肢ごとに○×△と印をつけて、2回目以降の学習の便宜を図っていました。最終的には過去問のすべての選択肢について根拠をつけて確実に正解できることを目指すべきです。

 

最終的には過去問のすべての選択肢について根拠をつけて確実に正解できるまでは時間がかかります。なので、早めの短答対策をオススメします。

 

ちなみに私が短答式の勉強で使用していた問題集や教材はこれらです。

司法試験予備試験 短答過去問題集 平成23年度

司法試験予備試験 短答過去問題集 平成23年度

判例教材刑事訴訟法 第4版

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ケースブック行政法 第4版 (弘文堂ケースブックシリーズ)

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基本判例に学ぶ刑法総論

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基本判例に学ぶ刑法各論

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憲法基本判例を読み直す (法学教室ライブラリィ)

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憲法判例 第6版

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